PPDAとは?
PPDAはPasses Per Defensive Action(ディフェンシブ・アクション当たりのパス数)の略で、相手陣内(攻撃サード)で自チームが守備行動(タックル、インターセプト、ファウルなど)を起こすまでに相手に許したパスの本数を示します。
PPDAの解釈方法
PPDAが低いほどプレスが積極的で、ボールを素早く奪い返す傾向があります。逆にPPDAが高いと、チームはより深い位置で守り相手にボールの時間を与えることが多いことを示します。リバプールやバイヤー・レヴァークーゼンのようなトップクラスのハイプレスチームは通常PPDA値が8未満です。
PPDAとプレースタイル
PPDAはチームの戦術的アイデンティティを浮き彫りにします。低いPPDA(5〜8)はハイプレスを主体とするスタイル、中程度のPPDA(8〜12)は選択的プレス(セレクティブプレス)を用いるスタイル、高いPPDA(12以上)はロー・ブロック(低い守備ブロック)を好むスタイルを示します。
PPDAの限界
PPDAはプレスの頻度や強度(どれだけ積極的にプレスするか)を示す指標であり、プレスが実際に機能しているか(有効性)を直接測るものではありません。低いPPDAでもプレスが簡単にかわされれば失点につながるため、他の指標と組み合わせて評価する必要があります。
試合分析におけるPPDA
試合前に両チームのPPDAを比較すると戦術的な相性やマッチアップのヒントが得られます。ハイプレスのチームとプレスに弱い相手がぶつかれば、明確な有利な状況が生まれる可能性が高くなります。